浜でのバーベキュー。
ホブスを手にするのがサイードさん(中央)

サイードさんたちが漁師料理を振る舞ってくれるといいます。マグロとセイフを開きに。味付けは、魚料理に合うミックススパイスと塩。網の上に魚を並べ、香辛料をまぶし、レモンを搾ります。砂浜で火を起こしてバーベキュー。

すぐにいい香りが。でも火が強すぎるのでは!? ひっくり返したら、案の定、真っ黒。豪快というか、大雑把というか。ホブス(パンの一種)の上に、トマトのサラダを置いて、魚と一緒に頬張ります。これが美味しくないわけがありません。たちまち完食。食事のあとに、「何かトラブルがあれば皆で助け合っているよ。自分の船を持てたし、これからの夢はもっとお金を稼ぎ、家族や家を持つことだよ」とサイードさん。

ヨルダンのリゾート地で出会ったアカバ市場。都市に暮らすのだけが幸せなんじゃない。地域に根ざす、風習と文化を大切に暮らすことの、大事さを実感した。そして、何といっても美しい紅海の輝きと、その海で獲れる新鮮な魚の美味しさに心奪われた。そんな市場だった。