ワズという小魚を狙い、湾内に停泊中の大型船に向かう

サイードさんの船はまだ大型船の近くを離れません。見ると、水中眼鏡で海中の魚の群れを探しています。何故、大型船の横なのかというと、大型船の近くには小魚を餌にする大型の魚がいないからなのです。

サイードさんは、8歳の頃から父親について漁に出たという、まさに海の男。現在、花嫁募集中。結婚したら、毎日新鮮な魚を食べさせてくれるそうですね。

先程ミンチにした小魚を餌に、サイードさんが中型魚を狙います。今度網にかかったのはイワシ。このイワシも、実は次の大物を狙うための餌なのです。アカバの漁師は皆、伝統的なこの三段階の漁を行います。環境汚染が心配ですが、意外にも「アカバの海は昔よりも魚が増えていると思うよ。 環境もよくなっているんだ。2時間も漁をすれば、イワシなどは50kgは獲れるよ」とのことでした。