アカバ市場、観光地にありがちなうるさい客引きはない

目指す市場は町の中心部にありました。アカバ市場。ここは、地域のひとたちが毎日訪れる、町の台所的存在の小さな市場。そして、アカバを訪れた観光客にとっても、市場は外せない観光スポットのひとつ。1967年設立で、現在の店舗数は35。

市場はツアーのコースになっており、市場の入り口の店には常に外国人の姿が。飲んでいるのはチャイ。ヨルダンはイスラム教の国ですからアルコールを飲みません。その代わりにシャイやコーヒーをたくさん飲むのです。観光客に人気なのは、ハイビスカス・シャイ(2ディナール=約294円)。甘い香りと、鮮やかな赤い色が女性客の心を射止めるのでしょう。奥に入っていくと、衣類や生活雑貨を扱う店も並んでいます。

向かいには果物や野菜を扱う店が並んでいます。どの店もこぢんまりとしています。黒い実はチョコレートではなく、ナツメヤシの実。中東あたりではとてもポピュラーな食べ物で、ビタミンCが豊富。味は干し柿に似ています。コーラン(イスラムの聖典)にも載っている程、昔からある食べ物で、砂漠の保存食として重宝されているそうです(1kgが1ディナール=約147円から)。