海上貿易の拠点として栄えていた頃の
姿を伝えるアカバ要塞

今回訪れたのは、アラビア半島の北西に位置する国、ヨルダン・ハシミテ王国(人口約540万人)。ペトラ遺跡など世界遺産で脚光を浴びる国です。ヨルダン最南端の町、アカバ。人口は約10万人。国土の8割を砂漠が占めるヨルダンの中で、唯一、海に面するアカバは、5,500年以上の歴史を持つ、この国屈指のリゾート地です。リゾートの楽しみは、もちろん奇跡の透明度を誇る紅海。青い海の下には美しい珊瑚礁が広がっており、その美しい海を求めて世界中から観光客が押し寄せるのです。

そんな国際的なリゾート地ではあるものの、対岸にはイスラエルの街が広がり、政治的な緊張が解けることは今もありません。観光スポットとしては、16世紀に建てられたアカバ要塞がお勧め。かつて、アジアとヨーロッパを結ぶ海上貿易の拠点として栄えていた頃の姿が偲ばれます。

町の中心地も、リゾート地特有ののんびりしたムードが漂います。土産物店が集まるストリートも、明るく開放的。首都アンマンから、死海、ペトラ遺跡観光の後、足を伸ばし、ここアカバを訪れる観光客が多い。通貨はヨルダン・ディナール。1ヨルダン・ディナール=約147円(2008年10月現在)。アカバはリゾート地なので、物価は少々高めです。