テラ・ロッサ(中東)と名付けられた、ユーセフさん自慢のオリーブオイル

収穫したオリーブが運ばれるのは、アンマン郊外にあるオリーブオイルの生産工場。工場とは思えない立派な造りにビックリ。何だかお城のようですが、実は近い将来、ここをオリーブ博物館にする予定があるそうです。内部も清潔感溢れています。水洗いされたオリーブの実は、まず電動石臼で潰します。かつては、ロバやラクダで引いて潰す重労働だったそうです。

石臼で粗く潰した実をさらにミキサーに入れ、ペースト状にします。最後に、ペースト状になった実から遠心分離機でオイルだけ取り出します。「量は少なくなるが、品質を保つために熱処理をしないんだ」とユーセフさん。品質にこだわり、全工程で熱処理をしないのが会社の方針なのです。

出来上がったオリーブオイルは、酸性度の検査に回されます。透き通るような黄金色の輝きと、見た目でも分かる滑らかさ。香りがよく、ふくよかな味が自慢のオリーブオイルは、世界に輸出されています。残念ながら日本とはまだ取引がないとか。ユーセフさんは日本進出も考えているそうですから、近いうちに「テラ・ロッサ(中東)」と名付けられたオイルを味わえるかもしれませんね。値段は2.2ディナール(323円)から。