100万平方メートルの敷地で25,000株のオリーブを育てる

翌朝8時。今日はオリーブの産地、ヨルダン北部の村を目指しました。雨の少ない中東地域の朝の景色。でも、渋滞はどこの都市でも同じようです。街を抜ければ、見えてくるのは砂漠の風景。街と街を繋ぐ道以外は、砂の大地が広がります。

道沿いにオリーブの木々が見えてきました。着いたのは、マフラック県ブスターナ村。出迎えてくれたのは、オーナーのユーセフ・バルジャクリーさん(47歳)。100万平方メートルの敷地で25,000株のオリーブを育てると共に、オリーブオイルの製造工場も経営しているのです。

さっそくオリーブの収穫を見せていただくことに。オリーブの収穫は10月頃から最盛期。こちらでは、機械を使わず、手で実を摘んでいきます。機械の方が効率がよいと思うのですが…、「機械で収穫すると実を傷つけてしまうよ。手摘みなら傷つけずに収穫できるんだ。確かに手摘みだと量が少ないけど、次年以降を考えると手摘みの方がいいんだよ」とユーセフさん。次の年も同じ木から収穫できるよう木を大切にしているのですね。