「お客を精一杯もてなす、そのことに誇りを感じているよ!」とハサンさん

ハサンさんは、ここで奥さんと10人の子供で暮らしています。昼が近づいた頃、「マンサフをこれから作るよ。ヨルダンで一番好まれている料理だよ。お客を歓迎する時に必ず作るんだ」とハサンさん。

材料は、羊肉と乾燥ヨーグルトと米。まず乾燥ヨーグルトを砕いて水で戻します。奥さんのファイダさん(40歳)の隣では、長女のフマトマさん(18歳)がパン生地を作ります。アバヤをまとったふたりは客に顔を見せることも、話すこともありません。鍋のなかでヨーグルトが沸騰しはじめると羊肉を入れて煮込みます。

クルマが向かってきました。少年が降りてきました。学校に行っていたハサンさんの上の子供たちです。食事の前にハサンさんはが祈りを行います。イスラム教徒は1日5回お祈りを行うのです。「家族が皆、幸せで豊かに暮らせるように一生懸命に働こうと思っているよ」とハサンさん。