ヘルマン・ビアソスさんと
ペットボトル詰めされたヘラクレスオオカブト

ヘラクレスオオカブトには、飼育用ゼリーではなく大好物のバナナを与えています。生育環境にも気を遣います。事業内容を国から評価され、ヘラクレスオオカブトの輸出を認可されているのは彼ひとりです。輸出量の95%が日本、あとはドイツ3%、カナダ2%です。つがいが100ドル前後で取り引きされるなかなかの高級品です。

輸送方法は、カブトムシを軽く洗い、切り離したペットボトルにおがくずとカブトムシを詰め、もう片方のペットボトルと合わせるだけ。100匹送って、途中で死ぬのは1匹程度だそうです。「ヘラクレスは私にとって家族。特別な愛情を注いで育てている。この肥料を使った作物を日本のひとたちにも食べて欲しいよ。そして、そのすばらしい味を知ってもらいたいね」と語るヘルマンさんです。

コロンビアで生まれた、大きな角のヘラクレスオオカブトは、人間の後始末をし、大地の営みを手伝っていた。無駄なものはない。次に繋げていかなければならない。世界はまわっている。そして世界は繋がっているのだ。