上から、マンゴーとの交配種、イチゴとの交配種、天然もの

屋外の売場はほんの入口にしか過ぎません。通りの右側にある建物群が、元々のトゥンハ南市場で、メインの売場なのです。そこを目指して奥へと進みます。人通りが途絶えることはなく、ますます混雑は増していきます。家族ぐるみで切り盛りしている店も多いが、これだけ店が並ぶとお客に立ち止まってもらうのもたいへんです。

農作物売場であるこのあたりが、最大の激戦区といわれています。買い手は少しでも安くてよいものを手に入れたい。売り手は、この金曜日に商品を売り切ってしまいたい。双方の思惑がぶつかりあって活気が生れます。大量の荷物を台車で運ぶ仕事もあります。狭い道ではすれ違うのにひと苦労。その後ろに平然と大量の物を担ぐひとが続きます。

この市場で忘れていけないのは、アンデス高原を原産地とするトマト。原産地だけあって、実に種類が豊富です。特にトゥリートマト(フルーツトマト)のなかには驚かされるものがあります。イチゴと交配したこのトマトは、イチゴの香りを発します。他にもマンゴーとの交配種もあります。