「従業員たちに楽しく仕事してもらうことが一番だよ」とセリアルさん

カーネーションの色にはすべて意味があります。例えば、赤は「愛」、ピンクは「母への愛」、黄色は「子供への愛情」など。「カーネーションは実に奥が深い花で、私は好きなんだ」とセリアルさん。細かな違いで表情を変える、本当に多彩なカーネーション。品種の名前は世界共通で、日本語の「香り(KAORI)」というものもありました。

案内の後、セリアルさんは従業員の皆さんとお茶を飲みながら、意見交換をはじめました。彼が最も大事にしている時間です。「従業員たちに楽しく仕事してもらうことが一番だよ。彼らが楽しんで仕事をすれば、それだけすばらしい花が生まれるよ」とセリアルさん。

カーネーション、それは聖母マリヤがキリストのために流した涙から生まれた…といわれている、花。それは誰かを思いやり、慈しむ、愛や感謝の気持ちを運んでくれる、花。治安に不安があるため、いまだ旅人が少ないコロンビアですが、そんなすてきな花を世界中へ送り出している、コロンビアの優しい一面と出会えた気がします。