ここから毎日9万本が出荷される

摘み取られたカーネーションは馬車で敷地内にある出荷場に運ばれ、そこから毎日9万本が出荷されます。ここで力を発揮するのは近所の女性たち。品質をより分け、パッキングのスペシャリストたちです。ビニールで包んでいるようですが、日本向けだけは紙が使われています。これは日本の業者からの指定。輸送中に発生する湿気で花が傷まないよう、紙を使うのだとか。その他、ビニールのものは欧米諸国向け、輸出できない品質のものが国内消費用にまわされるのです。

「どこもそうだと思うけれど、一番品質のいい花が日本へと送られるんだ。品質にはとても厳しいが、注文に応えたら、それに見合うだけの金額を払ってくれるよ」とセリアルさん。ちなみに茎が真っ直ぐに伸びているものが最高品質だそうです。

選別が終わったら、成長のサイクルを遅らせるために保冷室で2日間寝かせます。現在、97種類のカーネーションの販売をしていますが、一番人気はノビアと呼ばれる品種。花びらが重厚で気品があり、縁取りされているのが特徴です。