農業は子育てと同じ。
大事に育てれば作物もそれに応えていいものに育ってくれる

午後1時、昼食です。マルコスさんは1970年に結婚しました。コローソ栽培をはじめたのは2002年のことで、それ以前は5人の子供を抱え日々生きていくだけで必死だったそうです。今は1日に4t(約200個)のコローソを収穫、暮らしも安定して家族全員の笑顔も増えたそうです。

午後も農園へ出て、もうひと仕事です。「農業は大好きだよ。子供の頃からバナナ、キャッサバ芋、トウモロコシ、カボチャを作っていたんだ。とても大好きな仕事だよ」とマルコスさん。さらに続けます、「この仕事はずっと続けるよ。私は神様にお願いしているんだ。90歳になっても働けるようにね。そして、息子や孫を手伝って行きたいんだ」と。

巨大な市場に並んだ数限りない商品のひとつひとつに、誰かの人生が詰まっています。モノがあれば、それに関わったひとが必ずいます。すばらしいモノがあれば、そこにはすばらしい人生があるのです。