コローソの果実は橙赤色で光沢がある

翌朝7時。カルタヘナを離れ、コローソ(油ヤシ)の産地へと向かいました。車を走らせていると幹線道路では検問に合います。ここが目的地のクルス・デル・ビソ村。マルコス・ブルゴスさん(60歳)もコローソによって暮らしが一変したひとり。約5ヘクタールの畑に870本のヤシ(アフリカ原産)を栽培しています。

これがコローソ。木の幹に抱きつくようにギッシリと実っています。「このコローソを他県で栽培し収穫するには3、4年は掛かるが、マリア・ラ・バハ周辺なら2年半で収穫できるんだ」といいながら、長い竿の先に取り付けた鎌で次から次へと切り落としていきます。ヤシの実は一塊で約20kg。雑な方法ですが、これが一番いいやり方なのでしょうね。

長男マルコスさんや弟アルベルトさんも農園を手伝っています。良質な油を採った残りカスも豚や鶏の餌にします。タンパク質が多いからまるまると肥えるそうです。8日から15日の間隔で収穫する。収穫した実は馬で運びます。家の前に積みあげておけば回収にきてくれます。