ホウレンソウのような野菜、ブリットゥヴァの畑

ズラータさんが有機栽培に目覚めたのは20年前。会社勤めをしていた時に大病を患ったのを機に、自分で有機野菜作りをはじめたそうです。「人間にとって食事は大事なことよ。最初は自分のためだったけど、私の友人たちも病気をかかえているひとが多く、そのひとたちのためにもと思い、作ったものを分けるようになったのよ」と語るズラータさん。ご主人も息子さんも先に亡くしてしまった今、有機野菜作りが生きがいになっているそうです。

化学肥料を使わない自慢の野菜は実に美味そう。現在、この農場には彼女を慕う11人の従業員が働いています。

農業はとても楽しいわ。今、クロアチアの多くの農家で有機栽培が行われ、そして認められているの。農業は子供を育てるのと同じよ。自分の子供たちが庭にいっぱいいる感じ。それを売るのは子供に旅をさせることなのよ」とズラータさん。