漁網の長さは50メートル

ウィリーさんがコーヒーを入れはじめました。揺れる船の上でも手馴れたものです。この仕事をはじめて25年のマリーノさんですが、初めて大きな心配事ができたといいます。それが、最近の燃料代の高騰。「いつまで続けられるか心配だよ」とマリーノさん。

1時間半が経ち、いよいよ網を引き上げます。大漁であって欲しい! さぁ、いよいよです。マリーノさんの顔つきも変わってきました。おぅ、網の中でビクビクと元気に魚が跳ねています。マリーノさんによれば、まあまあの水揚げだといいます。

さっそく、獲った魚の仕分けがはじまりました。食材として人気の魚を種類別に箱に入れます。残った売りものにならない雑魚は海に捨てます。すると、カモメが寄ってきました。先ほどまで影も形もなかったのに、あっという間にこんなに数が。水揚げした魚は、仲買人を通して海の向こう側のイタリアで高い値段で取引されるそうです。